ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎氏の最新作で、2008年本屋大賞受賞作
「ゴールデンスランバー」
を先ほどようやく読み終えました。

いやぁ、ハードカバーで、500頁もの長編なので、
ちょっと読むのに時間がかかってしまった
(;・∀・)
内容は・・・
何がなんだか分からないうちに
首相暗殺の濡れ衣を着せられたひとりの男の逃亡劇です。
注:以下、多少のネタバレありです!
このお話は言わずもがな、
ジョンFケネディ暗殺事件がモチーフになっています。
私がケネディ暗殺事件のことを知ったのは、
小学校高学年か中学生だったと思うけれど、
最初にこの事件のことを何かで知ったときは、犯人は
「オズワルド」という人物だと一瞬思っていました。
でも、今はもちろん私だって誰だって、
オズワルドが犯人とは思っていません。
この事件の背後には、いろんな事が隠されていると思います。
この「ゴールデンスランバー」も同じように、
一市民である主人公「青柳雅春」が、
何故か目に見えない巨大な力によって、
首相暗殺犯に仕立てられ、
目に見えない巨大な力の前では、
逃げるしかすべがない・・・。
濡れ衣を着せられて犯人にされて、
逃げ続ける主人公が可哀相で可哀相で、
でも、最後はどうなるのか気になって気になって・・・。
でも、彼は全く孤独でひとりではなかった。
彼が犯人じゃないって信じる人たちが
彼の逃亡を手助けしてくれた。
それが読んでいて救いでしたね。
でも、こういう話、
現実に全くないとも言い切れなさそうで怖い・・。
もしも、私が目に見えない巨大な力によって、犯罪者に仕立てられたら、
どうやって、無実を証明できるだろうか?
巨大な権力の前では一市民なんて、無力なもんだ・・・。
そして自分の大切な友人が、巨大な力によって犯人にさせられたら、
その無実を信じて、巨大な権力に逆らってまでも
その人の為に行動出来るだろうか?
あとお話に出てくる、街中に張り巡らされている監視システム。
凶悪犯罪を未然に防ぐという名目らしいけれど、
政府に四六時中、監視されるのって何か怖い・・・。
でも、最近実際に起きている凶悪事件を考えると、
近い将来、そういったものも出来ちゃうのかな・・・?
とか、物語を読みながらいろいろと考えちゃいました。
とにかく、壮大なスケールの物語です。
きっと、いつかは映画化するんだろうなーって
今から考えたりして・・・。
最後に、伊坂幸太郎さん、
「たいへんよくできました。」
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