アクセス解析

Amazon


東京事変「深夜枠」

深夜枠+珍プレー好プレー(DVD)【同時購入特典"東京事変 手旗インシ"付】

東京事変Discovery [DVD]

BEST HIT AKG

東京コレクション

20th L’Anniversary LIVE -Complete Box-(完全生産限定盤) [D

ASIAN KUNG-FU GENERATION「ランドマーク」

子育てブログ

病気ブログ 難病(特定疾患)

天気予報

ブログパーツ
byできるじゃん

書籍・雑誌

2012年9月30日 (日)

母がしんどい

あまりにも私と母娘関係の状況が同じ方が
書かれたコミックエッセイです。
母がしんどい
51wyxnlgbdl_sl500_aa300_
<内容>
「親との一緒に居るのが息苦しい。
でも決別するには罪悪感がある」 そんなあなたにこそ読んでもらいたい、
毒親との戦いを記録したコミックエッセイ。

最近、「毒親」って言葉を耳にしたことはありませんか?
こんなチェックリストもあります。
「毒親チェックリスト」
65項目のうち、私はなんと55項目も当てはまってしまいました
( ̄Д ̄;;

「毒になる親」
という本が何年か前に日本で出版されました。
●子供が従わないと罰を与え続ける「神様」のような親
●「あなたのため」と言いながら子供を支配する親
●大人の役を子供に押しつける無責任な親
●脈絡のない怒りを爆発させるアル中の親

例を挙げればそういう親を「毒親」と言います。

この「母がしんどい」の著者の母親は、
子どもを「支配」し、
脈絡のない怒りを突然子供にぶつける母親です。

母親が突然キレて3秒で豹変する様とか、
「あんたの為に言っているのに!
あんたはお母さんの言うとおりにすればいいの!」

と般若の顔の如く怒り狂う様とか・・・

もう、私の実母の事を書いているの?!
Σ( ̄ロ ̄lll)

と思えるほど共通する部分が多くてビックリしたほどです。

著者も母親と暮らしていく中で
<死にたい>
<自分は精神的に殺される!>
と感じて家を出たり、
自分に自信が持てないでいるところも
分かり過ぎる位に分かりました。

私の母も娘の私に対して、
「お母さんはこの世で一番正しいんだから
お前はお母さんの言う事だけ聞いていればいいの!」

と母の言う事だけ信じるよう言われ続け、
母好みの露出系の服(ノースリーブにミニスカート)ばかり着せようとして、
私が母の意に反する服(ゆったりめの服とかロングスカートとか)
を着たら、急に烈火の如く怒り出したり、
思春期になって、友達と同じことをしたがったら、
「お前はお母さんのより友達の言う事を聞くんだね!
お母さんの言う事を聞けないなら、
もうお母さん死んでやる!」

と何回も<死んでやる攻撃>を受けました。
今でこそ、それは狂言だったと分かるのですが、
当時は「私のせいでお母さんが自殺したらどうしよう?」
毎日がびくびくでした。
反抗なんて全く出来ませんでした。

今思えば、母は私を
<何でも自分の言う事を聞くロボットでなおかつ、
自分の望む服装、髪型、仕草をする着せ替え人形>

のようにしたかったように思えます。
母はそれを今も「最高の愛情」と思っていますが・・・。

基本的に今でも母の人格は変わっていません。
精神科を受診したがらないので、確定診断は下せませんが、
母の事でカウンセリングを受けたら
「お母さんはおそらく、
いろんなタイプが混ざった人格障害ですね。
本人が治す気がないならお母さんは変わらないでしょう。」

と言われてしまいました。

この本の内容に戻りますが、
著者も精神科を受診し、
親とは生死に関わるなど緊急時以外は極力会わない事、
自分で自分の味方をする事を決めるのです。

私も精神的に不安定な母の事は気になるけれど、
母と関わったら、私の精神が崩れるので、
私も今は母とは時々の安否確認、
災害時等の無事確認位に留めて置いています。

だけど今後母が老いて来たり身体の病気をしたら、
また関係も変わるのでしょうし、変わっていくのだろうけど

普通の愛情(って言っても普通ってどの程度だ?)
に囲まれて育った方にとっては、
そういう生き方は理解されないかも知れない。
<親不孝だ。>
<子供を愛さない親はいないのよ。>
<親も苦労して貴方を育てたのよ。>

と否定的に思う事でしょう。
私も母にずっとそう言われてきたし、
私の心の中でも、
「私は親不孝で最低な娘だ。」
と何度も思ってしまいます。

だけど、自分の心が穏やかになる為に
穏やかな心で生きる為に
そういう決断が必要な人間もいるという事も
分かって欲しいなと思います。

でも、親子関係って難しいな。
永遠のテーマかも知れない。

2011年1月24日 (月)

白夜行

東野圭吾氏の最高傑作とも言われる小説
「白夜行」
41mfpkhi5hl_sl500_aa300_
何年か前にドラマ化されましたが、
その時はドラマを観てなかったので、
全然内容を知らなかったんです。

でも以前から興味があって、
読みたかったのですが、
864ページにも及ぶ長さに
なかなか手を伸ばせませんでした。
でも最近映画化で
話題になっているし・・・
とようやく重い腰を上げて読んでみたら、
続きが気になって、
読む手が止まりませんでした。

1週間弱で読み終えました。

<STORY>
1973年、大阪の廃墟ビルで一人の質屋が殺された。
容疑者は次々と浮かぶが、結局事件は迷宮入りする。
被害者の息子・桐原亮司と「容疑者」の娘・西本雪穂。
暗い目をした少年と並外れて美しい少女は、
その後全く別々の道を歩んでいく。
二人の周囲に見え隠れする、幾つもの恐るべき犯罪。
だが、何も「証拠」はない。
そして19年・・・。

以下、感想なのでネタばれありです。

こんなに長いお話なのに、読み手を全然飽きさせず、
次の展開が知りたくてたまらなくなる・・・。
まず、この物語の構成が素晴らしいと思いました。

そして、物語の主人公の雪穂と亮司について
主人公なのに、
雪穂と亮司の心情については一切語られない。
二人に関わる周囲の人間達の言葉によって、
この二人がどういう人間なのかが分かる。

あと主人公であり強い絆で結ばれている二人なのに、
二人が一緒のシーンが最後まで全く無い。

今までこういう技法の小説に出逢った事があっただろうか?

私は雪穂という人間の内面については、
何度読み返しても、理解出来なかった。
過去に心にとても深い傷を負う出来事があっても、
己の手は汚さずに周囲の人間を破滅へと陥れる彼女は
どう考えても私は同情出来ませんでした。
逆に亮司については・・・
亮司の人生を考えると切なくて胸が痛くなります。
二人とも過去に囚われずに
太陽の当たる場所で生きて欲しかった

と切に思いました。

でも、二人はきっとこういう生き方しか出来なかったのだろう。
二人の関係・・・。
二人だけに背負わされた重過ぎるもの、
それを互いに共有しながら、
互いが互いの生きる支えとなっていたんだろう。

タイトルの「白夜行」は、
雪穂と亮司の歩いてきた19年そのものだったんですね。
太陽が当たらない道を歩んできた二人。
でも互いが互いにとっての太陽だった・・・。

後味は悪いけれど、
それでも、何度でも読み返したくなる凄い作品です。


来週公開される映画も気になりますね。

2009年7月 6日 (月)

オーデュボンの祈り

最近からようやく「読書」を再開できるようになった
pinguです。
2年前に「アヒルと鴨のコインロッカー」
を読んで以来、
「伊坂幸太郎さん」
の大ファンになった私。

その伊坂作品で一番人気があると思われる
「重力ピエロ」
を映画で観て、私の中の「伊坂熱」が再燃。

入院中に「チルドレン」「ラッシュライフ」等を
読んでいましたが、
病院の診察の待合時間に読んでいたのが
伊坂さんのデビュー作でもある
「オーデュボンの祈り」
でした。
5181bf5zj1l_sl500_aa240_

<STORY>
コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、
気付くと見知らぬ島にいた。
江戸以来外界から遮断されている“荻島”には、
妙な人間ばかりが住んでいた。
嘘しか言わない画家、
「島の法律として」殺人を許された男、
人語を操り「未来が見える」カカシ。
次の日カカシが殺される。
無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。
未来を見通せるはずのカカシは、
なぜ自分の死を阻止出来なかったのか?

以下、感想なのでネタばれありです。

あらすじを読んだだけでは???かも知れません。
とにかく、内容がシュールでファンタジーの世界。
なのに、ミステリー。

江戸時代から鎖国のように外界から
遮断されている島って?
そして、その島に「欠けてるもの」とは?
島の住人も不思議な人物ばかり。

そして、何より「非現実的」なのが
人語を喋り、未来を見通せる「案山子」
はじめは、???だった「案山子」なのですが、
(名前もあって『優午』というのです。)
読んでいるうちに、私、案山子である
「優午」が愛おしくなっちゃいましたw
だから、「優午」が死んだシーンは悲しくてたまりませんでした。
(案山子なんだけど!)

何故、優午は殺されたのか?
その理由は何なのか?

最後にその理由が分かった時に、
全ての謎が解けたような爽快感のような
そして、さらに優午を愛おしくさえ思いましたよ。

タイトルの「オーデュボンの祈り」
ともしっかり繋がっているし。

これは、伊坂さんのデビュー作だし、
伊坂さんのメッセージも込められている気がしました。
伊坂さんの作品は、
動物とか弱い存在をとても大切にして、
それを踏みつける存在は許せない・・・みたいな

そんな印象を私は受けました。

2009年6月16日 (火)

告白

久しぶりに本を読みました。

2009年本屋大賞を受賞した話題の作品
「告白」です。41djjdvl2sl_sl135_
我が子を校内で亡くした女性教師が

「実は我が子は殺されました。
犯人はこのクラスの中にいます。」

という衝撃的な告白から始まる物語
という事だけしか知らずに読みました。

教師の子どもが
校内で生徒に殺された・・・。

それだけでも十分ショッキングなのに、
この女性教師の
「告白」は
物語の序章に過ぎません・・・。

以下は感想なので、ネタバレを含みます。

やっぱり人間の、特に子どもの(物語は中学生)
「良心」を信じたくて、
本当は殺人ではなかった・・・。
という展開を期待していたのですが、
ストーリーは私の期待を裏切り、
人間の持つ、嫉妬とか憎悪。 間違った「自己顕示欲」
そして間違った優越感と間違った劣等感。

それが取り返しのつかない
「悪意」となり、
悲劇と繋がっていくのです。

「犯人」である二人の生徒・・・。
二人は非常に対照的な人間として描かれています。

人間は誰でも弱い部分、負の部分、悪の部分があるけれど、
育て方を間違えたら、こうなってしまうのだろうか?
人格形成に環境とか、愛情の注ぎ方って
やはり大きいな・・・とか、
色々と考えさせられました。

もちろん、劣悪な環境でも、
立派に成長する人間もたくさんいるから
一概には言えないけれど・・・。

二人の生徒は対照的だけど、
共に「母親」がキーパーソンです。
私もこれから思春期になる子の母親として、
その点も考えさせられました。

そして、もうひとりの母親
我が子を殺された女性教師。

大切な我が子を殺されたら、
親は犯人に対してどんな思いを抱くか?

「罪を憎んで人を憎まず」
なんて綺麗事で、

「死んだ我が子と同じ目にあわせてやりたい」
という復讐心が芽生えるのも
人間として、親として十分理解できます。

もちろん、復讐の是非は難しいテーマだし、
常識的に考えたら復讐しても空しいだけで、
死んだ子は生き返らないけれど。

構成もよく、どんどん次が読みたくなります。
最初は、女性教師が語り部だったのが、
2章、3章と色んな登場人物が語り部となり、
真実へと繋がるのです。

でも真実を知っても、余計に救いがなく、
ラストは正直、とても後味が悪いです。

読後、まさに
「背筋が凍った思い」
がしました。

人間の「倫理観」を改めて問われた気がしましたね。

2008年6月14日 (土)

ゴールデンスランバー

伊坂幸太郎氏の最新作で、2008年本屋大賞受賞作
「ゴールデンスランバー」

を先ほどようやく読み終えました。 51ph7ddxhql_sl500_aa240_
いやぁ、ハードカバーで、500頁もの長編なので、
ちょっと読むのに時間がかかってしまった
(;・∀・)

内容は・・・
何がなんだか分からないうちに
首相暗殺の濡れ衣を着せられたひとりの男の逃亡劇です。

注:以下、多少のネタバレありです!

このお話は言わずもがな、
ジョンFケネディ暗殺事件がモチーフになっています。
私がケネディ暗殺事件のことを知ったのは、
小学校高学年か中学生だったと思うけれど、
最初にこの事件のことを何かで知ったときは、犯人は
「オズワルド」という人物だと一瞬思っていました。
でも、今はもちろん私だって誰だって、
オズワルドが犯人とは思っていません。
この事件の背後には、いろんな事が隠されていると思います。

この「ゴールデンスランバー」も同じように、
一市民である主人公「青柳雅春」が、
何故か目に見えない巨大な力によって、
首相暗殺犯に仕立てられ、
目に見えない巨大な力の前では、
逃げるしかすべがない・・・。

濡れ衣を着せられて犯人にされて、
逃げ続ける主人公が可哀相で可哀相で、
でも、最後はどうなるのか気になって気になって・・・。

でも、彼は全く孤独でひとりではなかった。
彼が犯人じゃないって信じる人たちが
彼の逃亡を手助けしてくれた。
それが読んでいて救いでしたね。

でも、こういう話、
現実に全くないとも言い切れなさそうで怖い・・。

もしも、私が目に見えない巨大な力によって、犯罪者に仕立てられたら、
どうやって、無実を証明できるだろうか?
巨大な権力の前では一市民なんて、無力なもんだ・・・。

そして自分の大切な友人が、巨大な力によって犯人にさせられたら、
その無実を信じて、巨大な権力に逆らってまでも
その人の為に行動出来るだろうか?

あとお話に出てくる、街中に張り巡らされている監視システム。
凶悪犯罪を未然に防ぐという名目らしいけれど、
政府に四六時中、監視されるのって何か怖い・・・。

でも、最近実際に起きている凶悪事件を考えると、
近い将来、そういったものも出来ちゃうのかな・・・?
とか、物語を読みながらいろいろと考えちゃいました。

とにかく、壮大なスケールの物語です。
きっと、いつかは映画化するんだろうなーって
今から考えたりして・・・。

最後に、伊坂幸太郎さん、
「たいへんよくできました。」

2008年4月28日 (月)

重力ピエロ

私の好きな伊坂幸太郎氏の小説
「重力ピエロ」
をさっき読み終えました。

51c3aed1ywl_sl500_aa240_ 入院中は、同じ伊坂氏の「チルドレン」
を熟読していた私(;・∀・)

<STORY>
兄は泉水、弟は春、優しい父、美しい母、
家族には過去に辛い出来事があった。
その記憶を抱えて兄弟が大人になった時、事件は始まる。
連続放火と、火事を予見するような謎のグラフィティアートの出現。
そしてそのグラフィティアートと遺伝子のルールの奇妙なリンク。
謎解きに乗り出した兄が遂に直面する圧倒的な真実とは・・・。

主人公は兄の泉水ですが、
弟の春は見る人を皆惹きつけてしまう様な美しい容姿の持ち主。
しかし、その弟には非常に重い出生の秘密があった。

物語が進むにつれて放火事件が起こり、
謎解きに乗り出す兄弟ですが、最後に待っていたのは、
重くて悲しい真実。

でも、「アヒルと鴨のコインロッカー」でもそうですが、
伊坂幸太郎氏の書く物語は重い内容が多いにも関わらず、
不思議と重くならないように書くんですよね。

そこには重い真実がありました、終わり。ではなく、
不思議と読後に爽やかな気分にさせられる。

それが伊坂氏のセンスで、世間に「伊坂マジック」と
言わしめる所以なのかな?

実は弟の春は、他の家族と血が繋がっていない。
(正確には父親が違う。)
それでも血の繋がりを超えて仲のいい家族であり、兄弟。
素敵な家族じゃん!と思いましたね。
登場人物についても一部の人を除いてはすごく愛着が沸きます。
この物語は、またお父さんがすっごくいいんですっ!

最後については、「罪と罰」の考えでいくと
賛否両論あるかも知れませんが、
私はこの終わり方でよかったと思っています。

この小説で私が気に入った言葉
「本当に深刻なことは陽気に伝えるべきなんだよ。」

早く伊坂氏の最新作「ゴールデンスランバー」も読みたいっ!

あ!そういえば、この「重力ピエロ」って
映画化が決定したんですよね?
確か主人公が加瀬亮さんで!
加瀬亮さんが兄の泉水役で、お父さん役が小日向文世、
美しいお母さん役に鈴木京香で!

いいんじゃないですか!優しいお父さんに小日向さん、
美しいお母さんに鈴木京香さんってピッタリ!
でも弟役の役者さんが分からない・・・orz
弟の春役は、相当魅力的な俳優じゃないとイヤだぁ!!!

2008年2月11日 (月)

L FILE No.15

また、「デスノート」の「L」の話題ですみません(;・∀・)
「L FILE No.15」

080202_23100001 本物か捏造か?
ワタリが遺した「L」のラストファイル。
写真=蜷川実花、
漫画=大場つぐみ×小畑健、
そしてワタリの日記・・・。
稀代の才能が送る、「L」最大のミステリー。
ビジュアルキャラクターブック。

まぁ、要するに松ケン「L」の写真集であり、
原作者の書き下ろし漫画が少しあり、
そして、ワタリの日記の3本立ての
「L」ファンにはたまらない一冊ということです(;・∀・)

原作「L」も松ケン「L」も大好きな私にとっては、
貴重な一冊です。

蜷川実花さんが撮る「L」は、
蜷川さん独特のポップな色彩もあいまって、
すっごくキュートですっ(〃▽〃)♪
蜷川実花さんって「L」のファンだったの?と思うくらい
「L」への愛を感じる写真が満載です。

あと、原作「L」ファンには夢のような、
「デスノート」の生みの親である
大場先生と小畑先生による「L」の「カラー漫画」

生みの親である原作者から「L」の過去や、
「L」の知られざる日常を描いてもらって、
「Lオタ」な私は超満足ですっ!!!

漫画は、マジで面白くて笑えました。
そして、へぇーって納得しました。

あと、ワタリの日記は泣いてしまいました・・・。

この一冊、映画よりクオリティた・・(ry
ネタバレになるので、書くの止めます(;・∀・)

また、L change the WorLd
の原作である小説本も映画を観る前に買いました。

080202_23100002 この小説は映画の原案ですが、
映画よりも登場人物の細かい部分が分かって、
私個人的には、小説の方が映画よりいいかな・・・。

ま、人によって、好みは分かれると思いますので、
その辺はあまり参考になさらずに・・・。
この小説でも表紙に小畑健先生の書いた
カラーの「L」が見られて私は満足♪

2007年12月30日 (日)

チーム・バチスタの栄光

今も、精神状態はどん底ですが、
ここで、少し気分を変えて最近読んだ本のレビューを。

入院中は、病室のテレビを見るか、
本を読むかしか、やることがなかったのですが、
この本は入院中に一気に読みました。

51zvz958rql_aa240_ 「チーム・バチスタの栄光」

<story>
東城大学医学部付属病院では、
心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門チーム
「チーム・バチスタ」を作り、次々に成功を収めていた。
ところが今、三例続けて術中死が発生している。
そこで内部調査の役目を押し付けられたのが、
神経内科教室の万年講師で、
不定愁訴外来責任者・田口と、
厚生労働省の変人役人・白鳥だった……。

心臓のバチスタ手術といったらドラマにもなった
「医龍」が有名ですが、この小説は、「医龍」とは全く関係ありません。

第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作で、
現役の医師が書いた小説です。

それだけでも話題性十分なんですが、
読んでいるうちにどんどん引き込まれてしまうんです。

主人公の田口医師は、読者目線ですすめられ、
読んでいる私もいつの間にか、田口の気分になって、
「なんで、自分がこんな内部調査しないといけないんだ?」
って思ってしまったり(汗)
バチスタチームへの聞き取り調査のところは、
私まで気分が重くなったり(汗)

このバチスタチームの中心は、心臓移植の権威で、
その技術、人格全てにおいてみんなから尊敬される桐生助教授。
読みながら、すごくかっこいい人なんだろうなぁと勝手に想像していました
(;・∀・)

で、物語がガラッと変わってくるのが中盤で厚労省の役人、
白鳥が調査にやってくるところから。
この白鳥が一癖も二癖もある変人なんですよ。
田口医師もこの白鳥に振り回されっぱなしなんですが、
この田口と白鳥のやりとりが絶妙に面白いです!

で、この物語のクライマックス。
術中死は、「医療ミス」か「故意の殺人」なのか?

私としては、予測していない結末でした。

現役医師が書いているだけあって、大学病院内の人間関係とか、
今の医療の問題とか、リアルに描かれていたと思います。

で、我々一般人から見て、万能に見える医者も
結局は、ひとりの人間なんだと・・・。

これ、来春早々映画化されるんですよね。
白鳥役が「阿部寛」なのは、まぁいいとして
(でも原作では、小太りで「ゴキ○リ」みたいって描写があったけど。。。)
田口役を女性にして(原作は男性)「竹内結子」にする必要性があるのかな?と
原作は看護師以外みんな男性ばかりだから、
映画では少し華があった方がいいということでしょうか???

他の配役では、あの桐生助教授が、「吉川晃司」って。
・・・・・・と一瞬思ったのですが、吉川さん背高いし、クールだし、
案外合うかも?

来春2月に映画公開ですね。
来春2月には、「L」のスピンオフ映画も公開されるし、
両方見たいな。

2月には、心身ともに元気になっていたいな。

2007年11月25日 (日)

ホームレス中学生

この連休は風邪をひいてしまい、外出していませんが
昨日1日でとある本を読みました。
「ホームレス中学生」

17b046020ea079055b8c4110_aa240_l 今、すっごく話題になっている本なので、
読んだ人も多いでしょう。

お笑いコンビ「麒麟」
田村裕の貧乏話です。

(関係ないけれど、
pinguは相方の川島がちょっと好き(汗))

田村くんは、よくテレビで貧乏話をネタにしているのを聞いていたのですが、
いやぁ・・・、なんというか・・・。

以下、ちょっと内容のネタばれあり。

冒頭から、田村くんがよくテレビでいっていた
家が差し押さえになり、父親が突然「解散!」
と言って行方をくらましたところから始まります。

その当時、田村くんはまだ中学生。
上に大学生の兄と高校生の姉がいるんですが、
まだ中学生(お姉ちゃんも未成年ですよね。)
だった田村くんを捨てた「父親」に対して、
読みながら私は本気で憤りを感じました。

で、田村くんは当時思春期真っ只中。
変なプライドも邪魔して、兄、姉に対して心配を掛けまいとして、
「自分は友達の家にお世話になるから。」
を嘘をつき、公園で生活することとなる。

本当に中学生にして「ホームレス」となるんです。
最初こそ笑える描写だったんですが、
だんだんと空腹が限界に達してくるところは読んでいて辛かったです。

「ダンボールを食べた」という有名な逸話も
本当でした。
ハトから餌を奪って食べた話も・・・。

でも、その後兄姉と無事に再会して、
周りの大人の好意で、無事に高校まで卒業する事が出来たのは
本当によかったです。
その周囲の好意、まだまだ世の中、
捨てたもんじゃないなって思いました。

小説としての腕や技術は置いといて、
(そもそも田村くんは、芸人だし・・・。)

本を読んで、田村くんって本当に
「純粋でいい人なんだなぁ」

としみじみ思いました。

普通なら、自分を捨てた父親を恨んでもおかしくないのに、
いや、普通恨むでしょう。
この父親、「保護責任者遺棄罪」で罰されてもいいくらいですよ。
なのに、父親への恨み言は一切書いていないんですよ。
逆に父親を労わるような事を書いて・・・。

田村くんのこの人柄は、
「最愛のお母さん」の影響に尽きると思います。

田村くんのお母さんへの想い、これは本当に泣けます。
最後の「母に伝えたいこと」の章を読んだ時は
もう号泣でした・・・。

本当に愛情に溢れて、素敵なお母さんだったんでしょうね。
だから、田村くんもこんなに思いやりのある人に成長したんだろうなと思います。

母の愛は、偉大だと改めて認識。

私も王子の母として、
王子にこう思われるような母親になりたいなって
思いました。

あとがきにも感動しました。
お世話になったひとりひとりに感謝の意を精一杯伝えて。

そしてこの田村くんの言葉、名言だと思いました。

「お湯に感動できる
幸せのハードルの低い人生を愛しています。」

幸せのハードルか・・・。
この言葉にいろいろと考えさせられました。
衣食住にも不自由しなくて、カワイイ王子もいるのに、

この一冊は、幸せをなかなか感じない私の心に
一石を投じてくれました。


2007年10月 8日 (月)

アヒルと鴨のコインロッカー

この3連休、非常に心身共に不調で引きこもりだった私。
その代わり、一冊の本を読みました。
「アヒルと鴨のコインロッカー」

41gvo9iaxhl_aa240_

映画化もされて、かなり評判のいい小説だったので、
とりあえず読んでみようかな?と
思って読んだのですが、
私が今まで読んだ本とはどこか違う・・・
何と言ったらいいのか分からないけれど、
とにかく、
続きが気になって、読んだら止まらなくなりました。

簡単なあらすじは・・・。

大学に入学した僕(椎名)が引っ越してきたアパートで出会ったのは、
悪魔めいた印象の長身の青年(河崎)。
初対面だというのに、彼はいきなり
「一緒に本屋を襲わないか」
と持ちかけてきた。
何でも、同じアパートに住むブータンという国から来た外国人に送りたいという
彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、
なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまった・・・。

これだけを読むと、純朴な青年が奇妙な青年と出会って、
奇妙な「本屋強盗」をするという、
奇妙なお話に思えるが、
(私もはじめは、そんな「奇妙」なお話と思っていました。
タイトルも最初は意味不明だったし・・・。)

読み進めるうちに、主人公の椎名(大学に入学したばかりの青年)
目線で語られる現在のお話と、
「わたし」という、とある女の子の目線で語られる2年前のお話。
この現在と過去の話が交互に出てきます。

きっと、この現在と過去はいつか繋がるんだろうと思いながら、
その事が気になって、もう時間を忘れてどんどん読んでいった。

そして、物語の後半で分かった衝撃の事実。
現在と過去が繋がった時に知る、
「本屋強盗」に隠された悲しく切ない事実。

この「トリック」にはまんまと騙されてしまったっ!!!
この発想、すごいっ!!!!

ミステリーであり、どこか、
ファンタジーでもある本当に不思議な物語。

とにかく、これはおススメな小説です。

私は、人に自分の価値観を押し付けたりはしない主義だけど、
この小説の事はいろんな人に知ってほしいと思った。
(映画化もされたから、多くの人が読んでいると思うけど。)

物語の中には、「人種差別」とか「動物虐待」とか
小説の題材にするには重いテーマが出てくるけれど、
それを重くせず、上手にお話の中に入れているところに
作者のすごさを感じました。

あと、この物語のカギとも言える「ブータン」から来た留学生。
何でも、ブータンという国は
「生まれ変わり」を信じているから
「死」も悲しいものではないと・・・。

「生まれ変わり」が本当にあるかどうかは分からないけれど、
そのブータンの死生観のおかげ(?)で、悲しいながらもどこか
ラストは前向きになれた気がした。

登場人物もみんな愛しいです。

この小説は私にとって、
「2007年に読んだ本」BEST1です。
(2007年もあと2ヶ月残っているけれど)

映画観たかったなー。
DVDが出るまで待つか・・・。

映画では、「瑛太」が重要な役で主演しているそうですが、
彼なら、この物語の世界観にすっごく合いそう・・・。

でも、この小説を映像化するって色々と難しそうだけど、
映画の評判もすっごくいいので、期待してます。

あと、この小説を読んだら、すっごく
「ボブ・ディラン」が聴きたくなります。

より以前の記事一覧

2017年4月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

-天気予報コム-

SEKAI NO OWARI「RPG」

SEKAI NO OWARI 『スターライトパレード』

ザ・バックホーン「罠」

THE BACK HORN /閉ざされた世界

THE BACK HORN / 戦う君よ

魔法少女まどかマギカ マミさんのテーマ

魔法少女まどか☆マギカ 音楽集

魔法少女まどか☆マギカ さやか&杏子

魔法少女まどかマギカ

Vamps - EVANESCENT(PV)

最近のトラックバック

エニアグラム