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2006年6月24日 (土)

嫌われ松子の一生

先月、映画を二本立てで観ましたが、(そのうちのひとつはダ・ヴィンチ・コード)
もう一つが嫌われ松子の一生」です。

この物語は最初に原作を読みましたが、原作はあまりに重く辛かったので、
正直映画を観ることに躊躇しました。
でも、映画はミュージカル仕立てで、ポップな感じと聞いたので、
原作の悲惨さがどのように明るく色づけされたのが、興味もあり観に行きました。

060623_10240001

監督は、「下妻物語」の中島哲也監督です。
原作を読んで、
「松子に会ってみたい!そうだ!自分で松子の映画を作ろう!」
と思ったそうです。

松子役は、清純派女優の「中谷美紀」

彼女が「波乱万丈な松子」をどう演じるかもとっても興味がありました。

何でも、監督は中谷美紀さんに撮影中、とっても厳しかったそうですね。
「お前なんか、女優なんか止めてしまえ!!」と罵声を浴びせたとか・・・・。
実際に、中谷美紀さんは降板を考えるほど悩んだとか・・・・。

で、映画の感想ですが、私的にはとってもよかったです。
「感動した」と一言では、片付けられない余韻が、
映画を観終わった後もずっと続きました。

   <ストーリー>
『下妻物語』の中島哲也監督が、山田宗樹の同名ベストセラー小説を映画化した異色のシンデレラストーリー。壮絶で不幸な日々を過ごしながらもハッピーな人生を目指して奮闘する、川尻松子の波乱万丈な生き様をつづる。教師からソープ嬢、殺人まで犯してしまう松子に『電車男』の中谷美紀がふんし、転落人生を送る女性の悲哀をコミカルに演じる。ベテラン俳優からお笑い芸人まで30人を超える豪華有名人の出演シーンも見逃せない。

まず、出演者がとっても豪華でした。
歌手から芸人まで色んな人が出ていましたね。

そして、本当にミュージカル仕立てでした。
悲惨なシーン、例えば、松子が風俗で働く場面とか、刑務所で服役する場面も描写によっては、救いようのない場面ですが、そこはミュージカルのような演出で上手く仕上がっていました。

<感想>
物語は原作を読んでいたので、あらすじ、結末も知っていました。
でも、こうして映像化することによって、より「松子」という女性の生き様を感じる事が出来ました。

最初に松子の兄が松子の事を「つまらない人生だった」と言っていたけど、
全然そんなことない。波乱万丈で、一見したら本当に不幸の連続の人生だったけど、私は「松子」がつまらない人生だったとも、特別な人間だったとも思わない。

ただ、「松子」は生きる事に不器用な人間だった。
そして、誰よりも「愛されること、必要とされること」
に貪欲だった。

「松子」の転落の大きな要因は、ことごとく「ダメ男」にひっかかってしまうところなんだけど、
「松子」は、どんなに男に殴られても、金を無心されてもこう言い続ける。
「どんなに殴られてもひとりぼっちよりまし。」

しかし、「松子」は本当に男運が悪かったとしか言いようがない。

暴力ばかり振るう男。妻がいるのに松子を弄んだ男。
ヒモでありながら、最後は松子が稼いだ金を若い女に貢ぐ男。そして、最後は極道・・・・。
フィクションとはいえ、あまりにも酷すぎる・・・・。

それでも「松子」は、愛した男を信じ続ける。

そして、「こんな男と一緒にいたら地獄に落ちるよ!」と諭す友人に対して
「私はこの人とだったら、地獄に落ちてもいい!」と毅然と言い放つ。

実は松子は幼少時に、父親に愛されなかったというトラウマがあり、
そのトラウマが「愛されたい。誰かに必要とされたい。」と思う根源だった。

「松子」には病弱な妹がいて、父親は妹ばかり気に掛けていた。
「松子」は、どうにか父に愛されたいと、幼い頃から、父の期待に応えられる「いい子」でいようとした。
そして、父を笑わせたいと時々「ひょっとこ」みたいなおどけた顔を見せて、必死に父の気を引こうとした。
それでも、父は妹ばかり愛して、自分を愛してくれないという思いで、
自分を慕ってくれる妹には、辛くあたってしまっていた。
でも、本当は父親は厳しくても父親なりに松子を愛していた。
そのことを知ったのは、父が死んだ後に残された父の日記を読んでからだった。

このエピソードは、本当に泣いてしまいました。
私自身にも重なる部分があったので
(私も幼い頃、親に愛されたいと必死だったから・・・・)

一緒に地獄に落ちてもいいと思った男に裏切られた時、
(裏切られたというよりも松子の愛情が重すぎて、男は逃げ出してしまったのだが)
「松子」は生きる希望を失い、自暴自棄になる。

でも、再び生きる希望を見出した時に、松子に思いがけない悲劇が訪れ、
その一生を終えてしまう。


でも、天に召される時に、松子は愛する家族の笑顔に再び出会う。

そしてずっと求めていた父の笑顔に触れ、
最後まで愛せなかった(きっと本当は愛しかったに違いない)妹のもとへ歩んでいく。

これは監督の想像の域だとしても、このシーンで松子は、
波乱万丈な人生から永遠の安息を得られたのだと思った。

最後は、私は恥ずかしくも号泣してしまった。

これは松子を哀れむ涙ではなく、
きっと私の中で一種のカタルシスを得られた涙かも知れない。

本当によく出来た映画だと思いました。

「松子」を演じた中谷美紀も、体を張って本当に頑張っていました。

劇中の音楽もよかったです。
思わずサントラも買ってしまいました。

嫌われ松子の歌たち
060623_10080001

サントラいいですよ。

聴いていると、映画を思い出します。

人気blogランキングへ

「松子」の生き方に共感できる、出来ないは別として、
「愛」を求める人は、是非見て欲しい映画です。

「痛い」部分もたくさんありますが・・・・。

私がこの映画を観て号泣してしまったのは(一人で観てよかった)
私の中にも「松子」的部分があるからかも知れない。
親に愛されようと、いい子でいようと必死だった子どもの頃の松子があまりに私に似ていたので、よけいに感情移入してしまったのかも知れない。

(まぁ、松子みたいに酷い男にはひっかからなかったけど・・・)

 

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コメント

pinguさん、こんばんは。
ダ・ヴィンチ・コードとは違って、こちらは映画から見たほうが良さそうですね~。
「どんなに殴られても一人ぼっちよりはまし」なんて、ちょっと切ない・・・・
でも、愛する人がいない人生より、愛する人がいる人生のほうがきっと豊かですよね。

なるほど~…。私、まだこの映画を観に行かれないんですが、pinguさんの解説を読んで、ジーンときてしまいました。何だか観た気分♪
私も、私自身の「自分と親の関係」と重なってしまうかもしれません。やっぱり私も一人で観にいった方がよさそうです。

まるさん、いつもコメントありがとうございます。
このお話は、原作は重いけど、映画はまだ演出で救われた感じでした。
でも、原作の味を崩していなかったのは、やはり監督の手腕と思いましたね。
>「愛する人がいない人生より、愛する人がいる人生のほうがきっと豊かですよね。」
本当にそうですね。
フィクションの世界だけど、松子の人生はきっと豊かだったと思います。

はなさん、コメントありがとうございます。
この映画、観たいっておっしゃっていましたよね!かなりネタバレしちゃってゴメンなさい!
「親との関係」で何らかのトラウマを抱えている人は、何だか見終わったあと、色々と考えてしまう映画かも知れません。
思いっきり泣きたいのなら、やはりお一人で鑑賞されることをおススメします。
はなさん、観てきたら感想聞かせて下さいね。

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